《テーマ》値の代入（代入ステートメント）

《解説》

1．代入ステートメント

　　　　左辺＝右辺・・・・・＝が代入ステートメントである。

　例：　Ｄｉｍ　ａ　Ａｓ　Ｉｎｔｅｇｅｒ

　　　　ａ＝１０

　　　　これは、「右辺の値１０を左辺の変数ａに代入せよ」という意味。

　　　　Ｌａｂｅｌ１．Ｃａｐｔｉｏｎ＝”左”

　　　　これは、「右辺の文字”左”を左辺のラベル１のプロパティに代入せよ」という意味。

　　　　このように、左辺は必ず、変数またはオブジェクトのプロパティとなる。

２．事例

（１）１０を変数ａに代入し、ａの値（１０）を変数ｂに代入

　ａ＝１０

　ｂ＝ａ

（２）１００をＬａｂｅｌ１のＣａｐｔｉｏｎに代入し、Ｌａｂｅｌ１のＣａｐｔｉｏｎの値（１００）を変数ｃに代入

　Ｌａｂｌｅ１．Ｃａｐｔｉｏｎ＝１００

　ｃ＝Ｌａｂｅｌ１．Ｃａｐｔｉｏｎ

（３）２００を変数ｄに代入し、続いてｄの値（２００）をＬａｂｅｌ１のＣａｐｔｉｏｎに代入し、さらにＬａｂｅｌ１のＣａｐｔｉｏｎの値（２００）をＬａｂｅｌ２のＣａｐｔｉｏｎに代入

　ｄ＝２００

　Ｌａｂｅｌ１．Ｃａｐｔｉｏｎ＝ｄ

　Ｌａｂｅｌ２．Ｃａｐｔｉｏｎ＝Ｌａｂｅｌ１．Ｃａｐｔｉｏｎ

（４）”山梨”を変数ｎａｍａｅ１に代入し、ｎａｍａｅ１の値（”山梨”）を変数ｎａｍａｅ２に代入

　ｎａｍａｅ１＝”山梨”

　ｎａｍａｅ２＝ｎａｍａｅ１

（５）”経営情報”を変数ｓｅｎｋｏｕに代入し、続いてｓｅｎｋｏｕの値（”経営情報”）をＬａｂｅｌ１のＣａｐｔｉｏｎに代入し、さらにＬａｂｅｌ１のＣａｐｔｉｏｎの値（”経営情報”）をＬａｂｅｌ２のＣａｐｔｉｏｎに代入

　ｓｅｎｋｏｕ＝”経営情報”

　Ｌａｂｅｌ１．Ｃａｐｔｉｏｎ＝ｓｅｎｋｏｕ

　Ｌａｂｅｌ２．Ｃａｐｔｉｏｎ＝Ｌａｂｅｌ１．Ｃａｐｔｉｏｎ

（６）”山梨学院大学”ををＬａｂｅｌ１のＣａｐｔｉｏｎに代入し、続いてＬａｂｅｌ１のＣａｐｔｉｏｎの値（”山梨学院大学”）を変数ｄａｉｇａｋｕに代入

　Ｌａｂｅｌ１．Ｃａｐｔｉｏｎ＝”山梨学院大学”

　ｄａｉｇａｋｕ＝Ｌａｂｅｌ１．Ｃａｐｔｉｏｎ

（７）変数ａの値に基づいてａ＋１を計算し、その結果を変数ａに代入（数学ではありえない式が使われるので注意）

　ａ＝ａ＋１