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《テーマ》配列

 

《解説》

 

 定義済みの同じデータ型を持つ要素の集合で、各要素には順番にインデックス番号が付く。各要素を識別するには、配列名とインデックス番号を使う。ある要素に変更を加えても、ほかの要素には影響しない。

 
1.配列を利用する利点
配列を利用することで変数の選択に変数が利用できるようになる。同じような目的を持つ変数(同じ形をした箱)に対して、効率よくアクセスすることができるようになる。
 
2.添字(インデックス)
配列の( )の中に入る数字のことを添字、あるいはインデックスという。
 
3.2次元配列
インデックスを2つもつ配列を2次元配列という。
array(x,y)のように各インデックスをカンマ(,)で区切って記述する。
「2組の出席番号13番」の生徒といった場合
student(2,13)というふうに2次元配列を使うとうまく表すことができる。
 
4.配列の宣言
配列を利用するためには、配列の宣言をしないといけない。配列の宣言にはDimステートメントを利用する。
Dimステートメント(配列の宣言)
構文:Dim <配列名>(<インデックス1>、<インデックス2>、・・・・)
インデックスの数で次元数を表します。<インデックス>は、配列のインデックスの範囲を次の形式で指定する。
下限 to 上限:3 to 6
上限 :6
下限を指定しない場合、下限は通常0として扱われる。
書き方の例
 
5.サイズが決まっていない配列(動的配列)
Visual Basicにはサイズが決まっていない配列(動的配列)がある。
Dim array()のように、()のなかの数字を省略して宣言する。必要に応じてredimステートメントやlbound()関数を利用する。
 
6.配列の消去
利用しなくなった配列を削除する、あるいは再度初期化を行うには、eraseステートメントを利用する。
eraseステートメント
構文:erase <配列名1>、<配列名2>、・・・・
<配列名>で指定された配列が、動的配列であればメモリを開放する。そうでなければ、配列を初期化する。

 

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